パチンコ・スロットをしても良いタイプと絶対にしてはいけないタイプ

禁パチ
禁パチ

実は私の夫もスロットをする人です。

夫とよく打ちに行きましたが、夫と私とで、パチンコ・スロットに対する考えが明らかに違う点が沢山ありました。

夫は、狂った打ち方をしないし、病的ギャンブラーではないと思います。

夫を見てきて、この人はパチンコ・スロットをしてもいいタイプだな…と感じたので、彼の考え方だったりパチンコ・スロットとの向き合い方をここでシェアしようと思います。

夫は41歳。スロット歴25年で3号機にも触れた事があり、大学生の頃は毎日スロットを打ち生計を立てていたそうです。パチ屋でアルバイトもしたり、人生でスロットと深く関わっていた人物です。

そんな夫と、パチンコ依存症で病的ギャンブラーだった私とは180度考え方が違いました。

打っていても楽しいと思わない

夫は常日頃、「パチンコ・スロットをやっていても楽しくない、つまらない」と言っていました。
でもなぜ行くのかって、お金を稼ぐ為に行く場所だから。演出などは昔は楽しかったけれど今は糞だ、ちっとも楽しいと思わないし、騒音の中、ずっと椅子に座る事が苦痛で疲れてしまうんだそうです。

私のように無心になりたかったり刺激を求めて行ったりすることは絶対にしない

夫にとって「お金を真剣に稼ぐ場所」それのみなのです。「コインを入れて回すだけのただの作業だ」とよく言っていました。

ちなみに私は並んで抽選する時や打ってる最中は楽しいと思ってしまいます。少しでも熱い演出が起こるとドキドキするし、迫力のあるガチャガチャした役物を見るのも好きだし、玉の動きを見るだけで癒やされるのです。音も騒音だとは思わないし、むしろ音量は大きめにして脳をトランス状態にして快感を得たいのです。

状況が普段よりは良さそうな旧イベント日しか行かない

私達がよく行っていたホールは、7の付く日が旧イベントだったので、7の付く日だけ朝から夫は並びに行っていました。

ゾロ目の日が熱いホールへ遠征したこともあります。

夫はそういう時しか行こうとしませんでした。

私は、営業していればいつでもおかまいなしに打っていました。

旧イベント日は勿論私の中ではお祭り。

そのお祭りに敗北しても、次の日にはお金を取り返さなくてはとフラフラお店に行きました。→勝てる時もあるけれど、ほぼ負ける。

夫は、負けても、次に行くのは、旧イベント日のみなのです。しかも過度な期待はしていないカスのような普段の日より少しだけ期待値があるだけ とよく言っていました。

旧イベ日でも状況が悪そうだと判断したら昼でも とっとと撤退

夫は、勝ち負け関係なしに見切ったらすぐ「帰るわ〜」と私に言い残し帰っていきました。

たとえ昼12:00でもです。当時はそんな夫に対して『撤退するの早っっ。もっと戦えばいいのに。』と理解できない気持ちでいました。

私からしたら、ホールの状況が良い悪いは関係ない、出る台は出るから、それを見つけるだけ。お宝台は眠っていると思っていたのです。

朝一自分が座った台の設定差のある部分をちゃんとカウントして(子役、高確率に入る確率、ボーナス確率、設定示唆の画面やボイスetc…)色々な側面から見て高設定ではないなと判断したら、負けていても帰りなさいと教えられてきました。他の空いている台も座っては駄目。特に回されている台は、前任者が見切っている台だから高設定の可能性は極めて低い。

分かってはいるけれど、私の中で設定関係なく勝てる時は勝てるんだという思考を変えることが出来ませんでした。

朝の抽選番号が悪かったら帰る

私は、抽選番号が悪くて帰った経験なんて一度もありません。

ミィ
ミィ

抽選番号悪かろうが、

まだ分からないじゃないか!!

残り物には福があるっていうし!!

  ↑っていうのが私の考え。

夫は、抽選が悪いなら帰るというのも一つの戦略だと言っていました。

狙いの台が取れないなら帰ると。

無理して適当な台にお金を突っ込むよりは、家に帰ってDVDでも見ていたい、そんなタイプなのです。

朝一スロットが取れなかったら、私はパチンコを打つようなやつです。または店を変えても打ちに行く。

夫はスロットを主に打ち、パチンコを打つのはレアなのですが、一年で1番熱いイベントで、クッッソ悪い番号だった時は、「打ちたくもないけど海物語をやるよ、、メイン機種だからね」と夕方まで打ち続けたことがあり、その時はかなり苦行だったと言っていました。(~_~;)

カマを掘られても気にしない

夫が見切った台が、後任者に万枚出されたことがありました。

けれど、夫は設定はないと自分で判断して離れた この事に後悔はない、と言います。悔しくないと言ったら嘘にはなるけれど、自分がその台に座っていたら出ていたかなんて分からないし、結果論なんだから、感情を乱すだけ無駄! なんだそうです。

私は悔しがって禿げあがってしまいます。万枚だなんて。。。精神崩壊レベルです。

ミィ
ミィ

私の台だったんだ‼️

返せこんちきしょーーー💢💢💢

って、根に持ちますわ。泣

勝って浮いたお金で他の台を打とうとはしない

私の場合 : 勝てると、少しあの台でも遊んでみようかな!という思考になります。そのまま換金はせずに貯玉で打つ。だってずっとやりたかった機種なんだもん。勝ったお金ならタダで遊んでるようなものだし、いいじゃん!!

でも、そのまま貯玉は尽きて追加投資をするはめになり、結果負けていたと言うことは数え切れないくらいあります。あの時やめていたら勝てていたのにね。時すでに遅し。

夫は、すぐ換金してパパッと店をあとにするので、「他の台は気にならないの?」と聞いたことがあります。彼は彼なりに、自分をコントロールしているそうです。そういう気持ちにならないように、台もあまり見ないようにして早く店を出る事を一応心掛けていると言っていました。

設定が良くても辞め時が大事

設定6確定演出!!滅茶苦茶嬉しいですよね!!

私はそんなものが出たスペシャルな日には閉店ギリギリまで全ツッパします。そんな事滅多にないんだから思う存分味合わせてくれといった気持ちですよ。

でも、夫は、設定が上でも21:00で捨てたりする事がよくありました。

は?勿体無いんだけど!!私が打つ!!と言っても、「辞め時ってのがあるんだよ」と。

辞め時はマジ大事。というセリフを夫から何回聞かされたか分かりません。

勝てば深追いはせずに割とすぐ辞めていたように思います。良い所で辞めれて良かったと、そこから下がっているグラフを家でくつろぎながらスマホで見て、それを酒の肴にするのがたまらなかったようですw (^^;

負けていても帰る

先程も書きましたが、夫は開店からわずか2時間で3万失ってしまっても、すぐ撤退します。勝ち負けにこだわらない といった感じでした。

ギャンブルは長期的に考える物だと言っていました。

一方私は、その日の収支がプラスになるまで帰りません。長期的に考えられず、一日単位で一喜一憂してしまうのです。閉店の時間が迫って、本日の負けが確定しても、少しでも負け分が減らせるように時間ギリギリまで戦わないと気が済まない。→結果、10万レベルで負けます。大事な時間も失って。無駄に生きていたのと同じ事で死にたいと何度も思いました。

逆転勝ちをした事も何度もあるので、そうなる可能性に賭けているけれど、撃沈する事の方が圧倒的に多かったです。

私の結果は勝つか、大負けするかのどちらかでした。

夫のようにすぐ撤退すれば傷も浅く済むのに……(3万も大きいですが。) 夫から この件に関しては何度も何度も耳にタコが出来るくらい教えられ続けてきましたが、店内ではコントロール不能になり真似は出来ませんでした。

ミィ
ミィ

ちなみに私は1日最高15万円

負けたことがあります。

コロナ禍なのに行くなんてアホ

夫はコロナが流行り出した2020年の3月くらいから、ピタッと行かなくなりました。1回目の緊急事態宣言では、パチンコ屋の営業も約1ヶ月間休業になり強制的に行けない事もありましたが、それ以降も、「今行く事はリスクが大きすぎる」とよく言っていました。

コロナに感染するかもしれないというリスクもそうですが、店の状況もいつもよりも絶対に悪いに決まっているから行くべきではない、今行くのはアホという夫。

私は分かってはいるけれど、こっそりと夫に内緒で行っていました。勿論、夫の言う通り、店からお金を搾取されていました。

2021年の2月11日に、久々に夫ととある県の店に遠征して打ちに行ったのですが、夫に「約1年ぶりだわ打つの。オマエは、打ってたのか?」と聞かれました。

内緒で打っていた事をその時は正直に言えませんでした。

そのイベントも行くべきではありませんでした。

夫婦揃って負けました。

まとめ

夫は収支がトータルでプラスでした。

夫のような思考で立ち回ると、長期的には勝てるんだそうです。私は夫の教えに習い、頑張って真似たのですが、全く彼のように出来ませんでした。。。

だって私は、あの場所へ行くと、コントロールが効かなくなってしまう重度の依存症なんだから。

夫婦で負けた2021年の2月11日以降、夫は再びピタッと行かなくなりました。

2月11日も、私が「ゾロ目だから行きたい」とソワソワして言い出したのがきっかけで、私に付き合う形だったので、本当は“コロナ禍なんだから”と、行きたくなさそうでした。

今は状況が悪いに決まっているから、行かないが吉。なんだそうです。

夫は今現在、パチンコスロットに行くお金があるなら、そのお金を投資に回した方がいいし楽しいと、株に興味を持って勉強をしています。

これを読んでくださっている方は、私の考えに近い方が多いのではないのかなぁと勝手に思っています。。

パチンコはなんだかんだ楽しいですよね?禁パチする前はイベントとか特に気にせず通常営業でも構わず行っていましたよね?朝の抽選番号悪くても帰るなんて選択肢はありませんよね?自分が座っていた台が爆発していたらメンタルやられますよね?勝って浮いたお金で他の台打っちゃいますよね?負けていても諦めず戦いますよね??

共感してもらえた方は、やはりパチンコスロットは向いていないので辞めた方がいいです。

パチンコ・スロットをしてもいいタイプの夫の考えを真似しよう!とするならば、コロナ禍の今は行かないという考えなので、どちらにせよ行かないでいるべきなのです。

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コメント

  1. じゅん より:

    興味深く読ませて頂きました。

    私は、主さんの旦那さんと似ているところがあったので、ギャンブルに依存することがなかったのだと気づくことができました。御礼申し上げます。

    私の場合はパチンコではなくて公営競技(競馬と競輪)をやっていて、稼げないのでスッパリやめて20年以上になります。周りの人を見ると、「公営競技を続けて借金を膨らませること」がライフワークとなっている人が少なくありませんでした。娯楽として続けられている人が過半数ですが、経済的に破綻し行方不明の人も複数います。
    その中で、どうして自分はギャンブルに嵌まらなかったのか、やめた後に再びやりたくなることがなかったのか不思議でしたが、ようやく謎が解けた気分です。

    私は旦那さんと違って、公営競技で稼ぐことができなかった(払い戻し金の累計は賭け金累計の75%近辺にとどまっていました)のですが、
    ①状況が悪そうだと判断したら、昼でも撤退する、②設定が良くてもやめどきが大事、③負けていても帰る、
    のあたりが共通していたと思います。
    大レースの日でも、予想が立たなかったら賭けなかったとか、負けたらオケラになる前に帰る、とか、自信がないときは見(ケン)に徹していた(ただし、売店で売っている食べ物はよく食べて居ました)、などの行動をとっていました。
    ちなみに、公営競技をやる人は高い確率でパチンコやスロットを嗜んでいましたが、私はホールの騒音とタバコ臭が苦手で、トイレを借りる以外はホールに入ったことはほとんどありません。

    以上の行動を一貫してとっていたため、いっしょに公営競技をやる人々からは変人扱いでしたが、結果正解でした。
    主さんの旦那さんの発言にも似ますが、競馬場を走る馬が、私にはお金が走っているようにしか見えませんでした。人間の感受性として貧しいとは思うけれど、大金を失うよりはマシ、と思っております。

    こういう訳で公営競技をやめて、株と債券投資を始めて20年、とりあえずプラスです。
    最後に、貴重な気付きを頂けたお礼でもないのですが、旦那さんが株式投資の勉強中ということですので、自分にとって役に立った本など紹介します。今もアマゾン等で購入可能です。

    ① 株式投資 これだけはやってはいけない  東保裕之

    ② 敗者のゲーム  チャールズ・エリス

    ③ マネーの公理  マックス・ギュンター

    ①は一問一答で読みやすい一冊。同じ著者の「株式投資 これだけ心得帳」もよい。
    ②は少し古いですが、インデックス型投資の教科書。どうして「積立NISA」ができたのかがよくわかる。
    ③は1976年刊行と明らかに古く、結構読みづらいが時代を超える一冊。行動心理学の領域まで入っていて、投資のガイド本を超えているところもある。

    では今後もお元気で。

    • ミィ ミィ より:

      じゅんさん

      まさかの夫寄りのタイプの方からコメントをいただけると思わなかったので驚いております‼︎😳
      とても嬉しいコメントに感極まってしまいました。゚(゚´ω`゚)゚。有難う御座います‼︎‼︎‼︎

      競馬は私は買い方が分からないのでやった事はありませんが、大きなレースはやってみたいなぁと考えてしまう時があります(-。-;
      でも、“予想が立たなかったら賭けなかった”というじゅんさんのように自分にはやはり出来なさそうです(^◇^;)好きな馬ができてしまったらその子にばかり賭けてしまいそうです(-。-;

      “経済的に破綻し行方不明の人も複数います”が怖いです、、>_< 。私も行方不明にだけはならないようにしなきゃ(^^;; 危ないので一生競馬の買い方は分からないままでいいやと思いました(>_<) ギャンブルに嵌る嵌らないは、簡潔に言ってしまうと、脳の構造の違いなんだろうなと私は思っています(>_<) ギャンブルに触れたけど嵌らなかった人が夫の他にも数人いるのですが、みなさん共通して頭がいいです。 ギャンブル依存性の人は皆、頭が悪いと言ってるわけではないですが、少なくても私はギャンブルによって脳が壊れてしまったのを感じます。脳みそが溶けてしまいました(T . T) じゅんさんは株と債券投資を始めて20年ですか!!そしてプラス‼︎✨凄いです✨ 私は無知ゆえに株は怖いというイメージがあったのですが勉強をしてみたいと思っていたこともあり、本を紹介していただきとても嬉しいです(*^^*)夫と一緒に読んでみようと思います‼︎ 重ね重ねになってしまいますが、心に刺さる素敵な嬉しいメッセージ有難う御座いました‼︎(*^^*)