【禁パチ】YouTubeのパチスロ系動画は毒でしかない。

禁パチを開始した時に、私は夫に【現金を管理して欲しい】という事と、もう一つお願い事をしました。

それは何かというと、YouTubeでパチスロ関連の動画を流さないで欲しいということです。

やはり、パチスロ関連の動画は、依存症の私にとっては毒でしかないと思ったのです。

結婚する前の同棲中の時から夫はスロット動画をよく見ていました。

結婚を機に、私は絶対にパチンコを辞めようと決意して、その時も

と、夫に真面目に訴えたのですが、流さないでいてくれたのは最初の数日だけで、

気づいた時には再びリビングのTVから平気でYouTubeのスロット動画が流れていました

夫はリラックスをしながら見て楽しんでいる感じでした。私も流れていたら一緒になって楽しんでしまっていたので、「辞めて欲しいって言っているじゃん！」などと強くは言えず、そのままダラダラと夕飯時の習慣になってしまいました。

パチンコを辞められないのを他人のせいにはするな、と 誰かが言っているのを聞いて､

この状況に耐えなくては今後の結婚生活はやっていけない‥と思い、

(私が強い意志を持てばいいだけ。家でスロット動画が流れていようが私がパチ屋に入らなければいいんだ。私なら､やれる。)と、精神を鍛えるつもりで ずっといましたが、

やはり、耐えるのにも限界がきてしまいました。

スリップした後、これまで見てきた動画で､私もやりたいなとずっと気持ちを抑えてきた機種を片っ端から打ちまくっていました。

『これも打ちたかったんだよね〜』

『あれも〜』

『それも〜』

欲が爆発してしまってコントロール不能になり大変だった事を思い出します。

こんな打ち方では勝てないと頭では分かっているのに、“打ちたかった”という理由だけで台を選ぶ。

病気だ…と自分で思いながらも止められない。生活に支障が出るまで打ち、元のギャンブル狂いにあっという間に戻ってしまいました。

勿論、YouTubeだけのせいではないとは思いますが、スリップの原因の一つ(しかも強めの起爆剤)だったよなぁと今振り返っても強く感じます。　

パチスロ動画は、『見ても禁パチ生活に支障がないなら見たい！』と今でも思ってしまうくらい、本音はすーっごく好きです。

中でも朝一の入場のシーンが好きで、まるで自分がその場にいるような感覚になってワクワクしてしまうんですよね、、。(-д-；)

好きな番組や演者さんもいました。

好きな演者さんの来店イベントに夫とワイワイ行ったこともあります。写真を撮ってもらったり握手をしてもらったりお話しを軽くさせてもらって感激したり‥思い返すと楽しかったりもしましたが、肝心のパチスロ稼働では いい思いをした事はなかったので、そんな思い出は私の人生には不要でした。

私のギャンブル依存症の重症度具合に、さすがに夫も真剣に考えてくれて、今回はスパッとパチスロ動画を流さないでいてくれています。

それなのに私は、自分のスマホからYouTubeを開いた時にオススメに出てきてしまって、耐えられずに夫に隠れて見てしまった事が何度かあります。

夫は、私がいない時は一緒に見ないように努力してくれているのに、何をしているんだろうかと自分を責めてしまいましたが、新台情報が出た時に、どんな演出をしているのか気になってしまって確認をしてしまいました。

見たのは、魚がただ泳いでいるあの機種ですが、馴染みの音楽や絵柄に脳が反応して、やはり打ちたいなぁと強めの衝動が出てしまいました。

自分が台の前に座って、ハンドルをひねって、実際のその役物をこの目で直で見たい…かくへん中のその音楽を自分が回している台で直で聴きたい…久々に私もドキドキしたい…刺激が欲しい…。色々な想いが駆け巡ります。

動画では、その方の負け額が凄かったので、やはり打つべきではないと我に返り、それ以来見る事は避けています。

改めて……パチスロ動画は、絶対に見るべきものではないなと思いました。

動画を見るだけで満足？？…できません。

自分では満足しているつもりでも、欲は自分の体内でジリジリと溜まっていて、それはいつか爆発します。

パチンコしたい欲を動画で満たすという作戦は無理です。失敗します。

情報を遮断させる事が かなり大事だというのは禁パチを真面目に成功させたい人にとっては基本中の基本。

これからは､そのような動画は非表示にするなど、対策をして防御力を上げていこうと思います。

それでも今後もYouTubeのオススメに出てきてしまうことがあるかもしれません。目に入ってきた誘惑に負けてしまって動画を見てしまうことがあっても、トリガーになりうる行為だというのを忘れずに心して見ることにします。

禁パチを成功させる為に重要な事だと思い、自分への戒めの為にも今回記事を書きました。