パチンコでけちょんけちょんに負けて、無気力状態になりながらもわずかに残った気力を振り絞って、どうやったらギャンブル依存症は克服できるのかとネットで検索を沢山して眠れぬ夜を過ごした過去が私には何度もあります。
これは良さそうと思った事は進んで試しました。
ですが、なかなかうまくはいきませんでした。
いつもだいたい2〜3週間でスリップする事が多く1ヶ月もてばいい方だった…そんな私ですが、今回はパチンコを1年辞められています。
今まで挑戦してきたやり方と大きく違う点が1つだけあるので、そのことについて記事にしました。
この方法で禁パチ1年経過しました。
その方法は、
- 金銭管理を自分以外の人にしてもらう事です。
私は、今回の禁パチ開始日から、夫に金銭管理をしてもらうようになりました。
まず銀行のカードを全て預けました。
現金を必要な時以外は持てない状況を作ってもらっています。
パチンコ屋に強制的に行けないようにするのです。
ポイントは、自分1人で金銭管理をしないということです!!
自分1人でなんとか出来る!と思っても、出来ませんでした!!
パチンコをやめる方法を検索したら、“現金を持たないようにする”ということを目にし、私もそのやり方にならって現金を持たない生活を何度もしました。
今と違うのは、夫に頼らず自分1人でなんとかしようとしていたという点です。
誰にも頼らずに、自分1人でパチンコ依存症を克服しようと、
- 持っているお札を両替して小銭だけを持ち歩くようにする。
- 銀行のカードは家に置いて持ち歩かない。
- ナナコにチャージをしてナナコで支払いをする。
などと自分なりに精一杯対策をしました。
ですが、どんなに対策をしても、お札を持ってしまう機会はどうしても訪れてしまうんですよね。。
別のところへお札をよけていても、必要になった時に手にしてしまった時は衝動が走り、
その衝動に勝ちナナコヘ無事にチャージできた日もあったのですが、
気が緩んでしまった時、よけていた現金を元の財布の中に戻すということを、それはそれはとても簡単に…あっけなくしていました。
現金しか使えないお店も多いし、やっぱり不安だから今日からまたお札を持ち歩こう。
でも、パチンコ屋に行くことは絶対にしない。私には強い意志があるから。
だから大丈夫!!と思いながら外出しても、ふと気づいたらパチ屋にいて、その大切なお金をサンドに吸い込ませて、(なんでまた台の前に座っているんだろう。。)と思いながらもハンドルをひねり、再び眠れぬ夜を過ごす。何度したことやら。
この負のエンドレスからやっと…やっと…抜け出せたのは、夫に金銭管理をしてもらってからです。
自分1人で絶対に克服してやると思っていましたが……1人では無理だと悟るのに約18年の月日が経ってしまいました。もっと早くに1人では戦えないと降参するべきでした。m(_ _)m
現金がなくてもなんとかなる。
現金を持たず、PayPayとクレジットカードで支払いをしています。
現金でしか支払えない病院へ行く時だけ、現金を持たせてもらい、領収書も全て夫に見せて管理をしてもらっています。
現金がなくて困った事
現金がなくて困った事は、最近でいうと、美味しそうなニンニクが買えなかった事です。
立派な青森県産のニンニクが3つ入って490円はお得だな〜と思ったんですが、、現金のみのお店だった為、買えませんでした(T ^ T)
困った事はそのくらいですかねー。(^^;;
買えなくてトボトボしながら、自分はパチンコ依存症のせいでここまで落ちぶれてしまったんだ…と情けない気持ちになりますが、同時に、パチンコなんて二度とやるもんか!絶対に克服してやるという気持ちもメラメラと沸いてきます(o´・ω-)b
衝動が出た時
病院へ行く時に現金を持つわけで、その額が少額でも、お札を持った時点で私は衝動出まくりでした。
いまでこそ、落ち着きましたが、油断はまだまだできません。
1000円だけ持っていても、0.5パチやろうかな‥やりたいな‥なんて思考になりますから。
そんな衝動が出る時は、管理してもらっている人の顔を思い出すのです!!
管理してもらうのも、相当迷惑がかかっています。。それなのに、その人をこれ以上裏切るのか!?
と思うと、いかんいかんと衝動は和らいできます。
最後に…。
禁日数1年が経過したものの、まだまだ日の浅い私が、【辞められた方法】を書くなんて、おこがましいと思っていましたが、(せいぜい3年とか経ってから書こうかなと…。)
1年間どうやって辞められたのか知りたい方もきっといらっしゃるハズ!!と思い記事にしてみました。(私の自己紹介ページだったり過去記事にも「夫に管理してもらって現金持たない生活してまーす」的な事は既に書いているんですがね(^◇^;))
あくまで私のケースであり、1人で克服された方も大勢いらっしゃると思います。
ですが……もう個人的にはこの方法しかないと思っています。
21歳くらいの時から、禁パチをする為に色々な方法を試しながらも全部ダメだったので…。
これでスリップしてしまったら、パチンコ屋のない国へ移住するしかないなと思っています(>_<)。
私がこの方法を軸にしながら禁パチ生活を継続させているところをこれからも見届けてやってください。m(_ _)m
1人で依存症と向き合っているけれどなかなか辞められないという方は、是非、一刻も早く、信頼できる人に頼って金銭管理をしてもらえるようにお願いしてもらいたいです。
真剣な気持ちが伝われば、必ず応援してくれるはずです。
共に禁パチ生活、頑張っていきましょう‼︎