女は結婚さえすればいいのよという考え
母は、専業主婦です。
友人と遊びに行ったりする様子も見せず、ただ家事をして同じ毎日が淡々と過ぎていくのを見て『母は幸せなのかな?』と思ってしまうことが多かったです。
ミィ
パートで働いたりしないの?
楽しそうじゃない?
と、働くことに憧れていた中学生の時に母に軽く提案してみたら、
は?働く?ふざけんなよ
とマジギレされ、その空気感から禁句ワードを私は言ってしまったのか…と察し、それ以降その話題は封印しました。
母は、
「結婚すりゃー、安泰。安泰。」
という考えでいました。
私にも、妹にも、そのような教えでした。
母と祖母が一緒になって
「玉の輿に乗るの頑張ってー!!」
なんてテンション高めに言ってきた事も覚えています。。
就職難だったからという時代背景もあってそう言っていたのかもしれませんが…
私が27歳の時に会費20万もする結婚相談所のパンフレットを持ってきて、
これに入会しよう!お金はママが払うから!
と提案してきたのを私は止めました。
母なりに心配してくれてたんだと思います。
でも、
結婚したらそれがゴールで幸せというわけではなかったよ、ママ。(←ママと呼んでいるのであえてママと書きます。)
女一人でも強く生きていけるように育てて欲しかったです。(成人してからは自分次第でどうにでもなれるとは思うのですが。)
【続く】