私の禁煙ヒストリー その②【再び喫煙者へ〜2度目の禁煙編】

禁煙
禁煙

前回、1度目の禁煙をしたエピソードを記事にしました。

今回はその続きのお話しです。

9年間続いた禁煙でしたが、
勿体無いことに失敗してしまいます。

再び喫煙者へ

手巻きタバコをもらう。

コロナが流行る少し前の2018年。

飲み会をした時に、
普段は喫煙しない友人が

友人
友人

酒を飲んでる時は吸いたくなるんだ

と、タバコを持参していました。

しかもそのタバコが、
手巻き(自分で葉を包んで作るタイプ) だったので珍しい!と私も食いついてしまいました。

ミィ
ミィ

へーー!!

そんなのがあるんだー!!(゚ω゚)

興味津津に見守るわたくし。

美味しそうに吸う友人。

友人
友人

1本作ってみる??

なんて言われて、私も酔っていることもあり、クルクル葉を巻いて作ってみました。

慣れない手つきでなんとか完成させた不恰好なタバコを眺めていたら

こ れ は
た ば こ じゃ な い

と、どこからか声が聞こえてきました。

この1本くらい いーんじゃね?

なんて。 悪魔の囁きです😈

でも、
これで吸ってしまったら母が癌になってしまうよ…いいのか?
という声も、いつもの通りしました。(←ここで、それは嫌です!と9年間吸いたい衝動に耐えてきたのです。)

でもこの時は、“これはたばこじゃない”という声になぜか支配されてしまい、

『友人も飲み会以外は吸ってないって言ってるし、
私も、この1本だけ!!

他では絶対に吸わないから!!!

癌は、全て私が受けます。

だから、様、お許しください!!!

と、火をつけてしまいました。

久々に肺に入れた感想は……
ウマイの一言でした。

味も私が過去に愛したマルボロライトに激似だったんですよね。。

ミィ
ミィ

あぁ、、懐かしい。

めちゃくちゃ噛み締めて大事に大事に吸いました。

やっぱりタバコは美味しいな〜という感情に浸りましたが、その時は“その1本だけ”で済みました。

1本だけで止められる。
私の意思は強い、私はやれる人間だ、と
自信はあったのですが……。

別の日に再びの“1本だけ”

それから数ヶ月が経ちました。

母親も、幸い体調は良さそうだし、約束を破って吸ったことに対する神様からのペナルティはなさそう。(ホッ💨)

しかし‥あの時のタバコ‥美味しかったな‥。
よし。居酒屋で呑んだ時だけ1本もらっていいルールにしよう!
うまく付き合っていけるさ。大丈夫。

もう一生吸うことはない…と思うところまできた9年間だったのに、急にタガが外れてタバコとうまく付き合おうとしていました。

1ミリたばこの美味さ。

私の夫も当時喫煙者でした。
アイコスが出てからは、夫はずっとアイコス愛用者でしたがたまに葉巻タバコも吸いたくなる、と携帯していたのが、メビウスの1ミリのパープル。

私は忘れもしません。
花火の絵が書いてあって華やかで綺麗な夏限定パッケージを。

夫と2人で来たカラオケで、花火柄のそれが机に置かれていました。

カラオケで酒を飲みながら吸うタバコもたまらなく好きだった私。

久々にその感覚を味わいたい。

ミィ
ミィ

1本だけ!欲しい!

と夫におねだりしました。

夫は、

夫

“自分の行動は自己責任で。

  いい大人なんだから。”


という考えなので、
その1本も渋ることなく簡単にくれました。

吸った感想……
「う、、うまい。」

てか、
1ミリのタバコがこんなに肺にズシンとくるものかと
進化を感じて感動しました。

私が喫煙者だった頃の1ミリタバコなんて肺に入れた感覚がしないものばかりでしたから。(私が6ミリに慣れていたからかもしれませんが。)

自分で買ってしまった

自分で買ったら 終わりだぞ。と思ってました。

ですが、欲を抑えることが出来ず、

ミィ
ミィ

買って吸わなきゃいい!

吸う時は、外で呑んだ時だけ!

その為に持っておこう!

と、どんどん自分の中のルールが緩くなっていました。

100円ローソンで1箱買ってしまったことは今でも覚えています。

なんだか、
禁パチ中に台の前に座り、
お札をサンドに入れて、
貸出ボタンを押してしまった時の感覚に似ていました。(今なら まだ引き返せるけど、もうほぼ絶望的みたいな。。胸が詰まるようななんともいえない気持ち。)

家の棚から出てきました💦
賞味期限2021.02。捨てなきゃ🐛💦

「私が癌になります」

タバコを自分で買ってしまってから、元の喫煙者になるまでは、やっぱり あっ!というまでした。

外で飲んでいる時だけと決めたはずなのに、家でアルコールが入りほろ酔いになるとタバコに火をつけていたし、スロットしながらも吸っていました。

全てが懐かしい〜!!と、胸熱になりながらも、

ハワイの神様の顔も浮かんでいました。

「ごめんなさい。母親だけではなく‥みんな(身内)がなるかもしれなかった癌は、私が全て受けます。私だけに流してください。なので許してください。」

そんなことを思いながら吸いました。

2度目の禁煙

神様は本当にいた。

再びタバコを吸いはじめた2018年から約2年。

ハワイの神様のことも忘れかけていた頃、

会社の健康診断があり、
子宮頸癌の検査に引っかかりました。

HSILという文字が書かれていました。

HSIL = 癌になる一歩手前。

細胞の変化のレベルが
「中等度異形成」または「高度異形成」の疑いとのことでした。

神様と交わした約束を破ってしまった罰が
本当に来てしまった‥。

いや…、私の願いを叶えようとしてくれてるじゃないか、、と思いました。

やっぱり、神様は、いた。

信じてなかったわけじゃないけれど、
なんだかんだ見逃してくれると思った私の考えが……
甘かった……。

これが、2度目の禁煙を決意するきっかけになります。

今回も長ーーーーーくなってしまったので
次回に続きます *_ _)ペコリ