私の禁煙ヒストリー
今回は私の禁煙にまつわるエピソードを書いていきます!
ちなみに、歴はこんな感じ⬇︎ですd(ºεº;)
1998年頃〜タバコを覚える。
2009年8月15日〜9年間禁煙
2018年〜再び喫煙者へ
2020年7月31日〜2度目の禁煙継続中。
1度目の禁煙
20代の頃は、
マルボロライト(またの名を金丸)の愛煙家でした。

平均1日1箱は吸っておりました。
2箱カバンに入れてないと落ち着かないタイプ。
パチンコしながらだと特にめちゃめちゃ吸います。
1日何も食べなくても平気でパチンコが出来ていたのはタバコがあったから。
タバコで空腹を満たす。
肺に相当なダメージを与えていたんだと思います。
吸いすぎて気持ちも悪くなりましたし、透明で細長く固めの痰がよく出るようになりました。(←これ分かる人いませんか〜⁉︎)
辞めなくては病気になりそう…てかもう病気なってるかも…水商売あがったら禁煙してみようかな、、と漠然と思っていました。
[きっかけその1. ] ハワイへ行った
27歳、水商売を卒業してすぐに親友と2人でハワイに行くことになります。
人生初の海外でした。
成田空港の免税店で、金丸の見たことない限定BOXに興奮して買ってしまいました。
5泊7日だったので家から数箱は持参していましたが、この限定BOXも即買いしてしまいました。
喫煙所が見当たらない
日本からハワイは、約7時間のフライト。
親友とワイワイやってたらあっという間に到着したのですが、
私はとっくにヤニギレ状態。
空港で即喫煙所を探します。
ですが、喫煙所が見当たらない!!!
やっとの思いで見つけることができたのですが、親友はタバコを吸わない子でしたので、折角ハワイに着いて早々こんなことに時間を使わせてしまってなんだか申し訳ない気持ちでした。
かれこれ13年前ですが、今の日本のような感じに既にハワイでは始まっていました……というか、
2006年から「新禁煙法」が施行されていたようです。(当時の私はそんな知識も全く無い状態で行ったお馬鹿さんなので ここまで喫煙できない意味がわかりませんでした。)
ホテル内で吸ってはだめ。
レストラン内でもだめ。
海辺でもだめ。(酒もだめ)
定められた喫煙所でちゃんと吸ってね〜
守らないと罰金ね〜 といった具合です。
規制があるのはしょうがないとして、
喫煙所の数がマジで少なすぎました。
探すのが一苦労。買い物している時など 親友に悪いので、我慢した時もありました。でも吸いたいより楽しさが勝って、我慢していることも忘れるくらいハワイを満喫しました。
そんな私もホテルではさすがに吸いたくてベランダに出て吸ったりしました(本当はな行為)

したら、
でかでかとした立派なGが部屋に侵入してきたのです。

完全に私のせいです。
親友とパニックになりながらも、拙い英語でフロントに事情を伝えて 従業員さんに部屋に来てもらい、Gを仕留めてもらいました。
ほんと、親友に悪い思いばかりさせました。

急に思い立ち 軽いノリで誓いの動画を撮影
G侵入事件の次の日がハワイ最終日でした。
朝、凝りもせずホテルのベランダで1吸いしながら、
『これ…最後の1本にしてもいいかも』
なんて ハワイの海を眺めながら ふと思いました。
そして、親友に、

私タバコ辞めるの挑戦してみようと思う。
まぁ堅苦しくやらずにノリでやってみる。
でも禁煙の儀式したいから動画を撮って欲しい。
と撮影をお願いしました。
場所は、ハワイのおっさん‥もとい、
この像↓の前で。

「禁煙、するぞ〜〜!!(^o^)/」
とバッチリカメラ目線で言い放ち、
ハワイのおっさんのすぐ近くにあったゴミ箱に、
免税店で買っていた煙草をウォォォーっと投げ捨てました。
それを見た親友にこう言われました。

それ全部捨てちゃうの!?…でもそれくらいの覚悟があるってことか!応援するよ!
親友はキリッとカメラを構えてくれました。
私は、その後すぐに、
ハワイのおっさんの前へ駆け寄り、
ここは神社ですか?ってなノリで手を叩いてお祈りw
「禁煙します!」と誓うわたくし。
『ハワイのおっさん‥いや、神様!!、
私の禁煙を見守っていてください。』
と 強く願いました。
この時に撮った記念写真を、
しばらく携帯の待ち受け画面にしました。

待ち受けにしてたやーつ。笑
吸いたくなったら見返して‥お守り代わりでした。
ハワイで辞められたらカッコよくね!?
「タバコを辞めた1日目はワイハです!初めての海外旅行で辞められたんです!(^.^)」
と言えたら かっちょいーな。なんて完全に若いノリでした。
でもなんだかやれそうな気がしたんです。
日本へ帰る時も、7時間は吸えないし。
そのまま勢いで吸わないでいられるでしょう と。
ただ……まぁ軽い気持ちで始めてみよう。だめならだめで しゃーないよね、、。と弱気な部分もありました。
なんせヘビースモーカーでしたから。
[きっかけその2. ] 母の手術
帰国して、すぐに母から連絡がありました。

せっかくのハワイ旅行だから楽しんでほしくて今まで言わないでおいたんだけど、
実は手術することになった。
腫瘍が急に大きくなってしまってそれを取り除く手術をするのですぐ入院するとのことでした……。
『え!家族なんだから早く言ってよ!』
と思いましたが、母なりの気遣いだったのでしょう。
入院した病院へお見舞いにほぼ毎日行きました。
母へは、禁煙を始めたことを言わなかったのですが、妹には

軽いノリで禁煙してるんだよね‥
タバコ吸いたくて吸いたくて仕方がない
と、ついつい苦しい心情をもらしていました。
その時点では本当に吸いたい気持ちとの戦いで、もういますぐにでも失敗しそう…と思って自信がなかったので、母親には言わないでくれと 言ったはずだったのに、
どうやらすぐに妹は母に言ってしまったようでした。
泣いて喜んでいたと聞かされる。
妹:「ママにおねえがハワイで禁煙始めたらしいって言ったら、泣いて喜んでたよ。。」
私:(言うなってー!!)と思いましたが、泣いてまでして喜ばしいことなのか‥ちょっと重いな‥と思いつつも、そうやって私の事を想ってくれていることが嬉しい気持ちもありました。
母の腫瘍が良性か悪性か。
腫瘍が 良性なのか 悪性なのかは、手術をして取ってみなければ分からない。ということを聞かされて、私は神様に暇さえあればお祈りするようになりました。

神様ーー!!
どうか、母の手術が成功して、その腫瘍が良性でありますように。
私はタバコを辞め続けるのでお願いします。お願いします
ダルマさんにも片目を書いてそのダルマさんを部屋の目立つところに飾って、その前でも朝と晩、必ず祈りました。

手術は無事に成功。
結果が出るのは約2週間後ということで、
毎日毎日お祈りをし続けました。
『私がタバコを吸ってしまったら、ママは悪性になってしまう』
そんな強迫まがいな考えが浮かんできてしまう日々でした。
そもそも私は強迫性障害持ちっポイところがあるので、こういう考えが浮かんでしまうのは仕方のないことだったのかもしれません。(-。-;
結果は…
強い祈りが効いたのか、
結果は、「良性」!!
その連絡を母から貰った時は、
腰からガクッと崩れ落ち、嬉し泣きした程に喜びました。
どうしたって、嫌な方に考えてしまったりもしましたから。
もしかして、余命あともう少し となってしまうのかな。。とか不安しかなかった。
良かった……!!本当に良かった!!
これは今後も禁煙し続けなくてはいけないなと思いました。
「私がタバコを吸ってしまったら、母は癌になってしまう」
しまいには、そんな考えにまでなってしまいました。
でも その考えだったからこそここまで頑張れたのかもしれません。
1度目の禁煙は9年間続きました。
次回、そんな私がなぜ再び吸ってしまったのか と、
2度目の禁煙のきっかけ話しの2本立てて書いていこうと思います。
今回のこの記事は過去一長くなってしまったかも……。
ご清覧有難うございましたm(_ _)m