実家の愛犬が死んだ日に私は。

パチカス過去話
パチカス過去話

薄ら寒い秋葉原の街を足早で歩く。

私は、萌スロが強いと言われている某店舗に行くことにハマっていた時があり、その日も一目散に向かっていました。

時間は19:00を回っていましたが、設定良さげのリゼロを拾うことができて、黙々と打っていた時に、一通のLINEが。

離れて暮らす(といっても徒歩5分距離^^;)母からでした。

LINEを開かずとも、一文でなにやら不穏な空気が漂っていました。

 【ご飯終わった?

こんな文を入れてくることは珍しいので、何かあったのかも‥と嫌な予感がしました。

でも私は、ご飯そっちのけで白鯨攻略戦に向かっている真っ最中。

『残業してるということにしよう』‥とスロットに没頭して、タイミングをみて返信しました。
(やりとりの実際の画面はこちら↓)

「今から帰る」は…嘘…をついております。。

サラッと嘘ついていて…最低。

電話がかかってくるのかな?とそこまで想定して、店の外に出ていました。

でも、5分経っても既読にならなかったので、再び店内に入り、スロットのレバーを叩いていました。

そして、約30分後に再度母からLINEのメッセージが入りました。

私はその時おねだりアタックをしていました。゚(゚´ω`゚)゚。

が、気になりすぎてアプリをひらいてしまいました。

内容は、

“愛犬が死んでしまった”ということでした。

その日のうちに荼毘に付したと。

それはそれは急な知らせでした。

前回会った時も、元気いっぱいだったので、とても信じられませんでした。

私からみてもそのこは弟のように今でも想っています。

それくらい大切な存在なのに…。

弟が亡くなったも同然なのに…。

それなのに私は……、

弟の訃報を聞いてショックを受けつつも、スロットを打つ手を止めない、、、。

おねだりアタック中だから、、、

いや、ラッシュを抜けても、

設定良さそうだからと、打ち続ける指。

自分で自分を止められない。

結局閉店まで打ち、

駅へ向かう帰り道、

トボトボと、夜も更けた秋葉原を歩きながら、

その時ようやく泣きました。

弟がもうこの世にいないという悲しみと、

こんな時でもスロットを辞められない私の愚かさと、

パチンコスロットばかりやっている時間があったなら、その時間でもっと会いに行けば良かったという後悔の念がドッと押し寄せてきて、

なにをやっていたのだろうかと、

泣きました。

結局、21:30にくれたLINEの返信をしたのが23:46。

母親が悲しみに暮れている時に私は…。
支えになる言葉もすぐにかけてあげられない親不孝者。

ほんと、どうしようもない子供でごめんね。。

あれから2年が経ち、母からおとといLINEがありました。

新しい家族を迎えることにしたと!!!✨✨✨✨✨

運命的なコと出逢えたのならば良かった(*^^*)

私も、今から会えるのが楽しみすぎる💗

いっぱいいっぱい 会いにいきたいな!!!